最近朝晩は肌寒くて、とうとう厚手の羽毛布団を出してしまいました(*´∇`*)
でも、寝始めは暑いんだよな・・・。
さて、今日は我が家のお嬢様たちのお話です。
紫ちゃん(ゆかり)は私のお姫様です。
我が家は夫と息子、それにネコたちもみんな男ばかりでした。
そこへやって来た紫ちゃんは紅一点。
鳴き声は果てしなく小さく、体も華奢でそれはそれは可愛らしい女の子そのものでした。
そんな紫ちゃんを私は、それこそ眼に入れても痛くないほど可愛がっていました。
2年たった今でもそれは変わりません。
紫ちゃんはウチへ来た当初から怖がりで、いつもビクついていて可哀想なほどでした。
そして人見知りが激しく、結局私以外の人間は寄せ付けないネコになってしまいました。
他の人が声をかけようものなら、家族(隣家の家族も含め)だったら振り返り確認はしますが決して寄っては行かないし、ましてや触らせようともしません。
なので、みんなから「あまり可愛げのないコ」と言うレッテルを貼られてしまいカワイソウ( ノД`)シクシク…
でも、私はこの「私だけ」が可愛くて仕方がありません(笑)
そんな紫ちゃんですが、なんと生後6ヶ月までは息子大好きっコでした。
どんな時も息子を追いかけ甘えていました。
しかし生後6ヶ月のある日を境に息子が大の苦手になってしまい、今では足音を聞いただけで逃げて行ってしまいます。
触られると「シャーーー」と威嚇する始末・・・。
一体ナニがあったのか、未だにナゾです。
生後2ヶ月の紫ちゃん
かたや、すみれちゃんは私の天使です。
すみれちゃんが我が家へ来たとき私は、色々なストレスに押しつぶされていました。
ハル君の家出、21年間一緒だったまるこの死、家庭内不和、職場のストレスと自分の体調不良。
全てが自分一人の力ではどうにもならず、精神的・身体的にもかなり参っていました。
「死んだら楽になれるかも・・・」
そんなバカな考えがそっと脳内で囁いたりもしていました。
でも、ひめめさんを始めとする大切な友人たちのサポートで何とか正常さを保てているような状態でした。
そんな時、ふいに我が家にやってきたすみれちゃん。
母の両手に抱かれたコは小さくておとなしく、とても儚げでした。
痩せていて片目が無く、両後ろ脚も不自由な感じでした。
その時既に4匹もネコがいて、しかも紫ちゃんの性格を考えると我が家に迎え入れるのは大変な勇気が要りました。
でも、母や私に小さな身体をこすり付けて、一つだけの瞳で見つめながら一生懸命ノドを鳴らす子猫を見捨てることは絶対にできませんでした。
きっと迎え入れて欲しくて必死だったのだと思います。
すみれちゃんが来てから、我が家の雰囲気は一変しました!
母と夫の不和は緩和し、家庭内も落ち着きました。
ハル君は捕獲して入院することになりましたが、どこでどうしているのかわからないよりは安心でしたし、何より適切な処置をいただけるので病気の心配もなくなりました。
職場の方は相変わらずですが、何とかやっていけるように。
そして私はと言うと・・・。
紫ちゃんから間が開いてしまった育児が大変で寝不足が続きますが、精神的にはハリがあり楽しく過ごせるようになりました。
久しぶりの子猫は可愛くて、どんなに疲れていてもお世話ができているのが自分でも驚きです(笑)
「まるこが亡くなって、私たちのところにこのコを導いてきてくれたに違いない」と本気で信じている母。
私も「そうかも・・・」と思わずにはいられません。
すみれちゃんがやってきて色々好転したことを考えると、まさにこのコは私の前に舞い降りた天使だと思います。
生後3ヶ月のすみれちゃん
しかし、このお嬢様方の仲がお悪くてどーにもなりません\(^o^)/オワタ
すみれちゃんは、来た当日こそはおとなしくて手のかからない可憐な少女でしたが、翌日から豹変。
豹変と言うか猿変と言うか・・・・・。
網戸を登ったりしてますが、普通上まで行ったら降りてくるのにすみれちゃんはそのまま横移動します。
私が寝たフリをしていると、他のコたちは顔を舐めたりしてくるのにすみれちゃんはいきなりのネコパンチを顔面に食らわしてきます。
とにかくとんでもないおサルのコといった感じに育っています。
そして最初の頃は自分を可愛がってくれる人なら誰でもよかったすみれちゃんですが、最近は自我が芽生えてきたのか・・・
私: 「お母さん」大好き
母:「ばーば」好き
息子&夫:「同居人」ちょっとヤダ
隣家の私の父と弟夫婦:すごいヤダ
その他:すごく大嫌い
という状況に。
今まで「自分だけのお母さん」だった私を盗られるという危機感でイッパイの紫ちゃんは、常にすみれちゃんに100%の敵意むき出しで全力でアタックしています。
そんな紫ちゃんが恐怖刺激になっているすみれちゃん。
やっぱり威嚇したり向かって行ったりしています。
流血の惨事になりそうで目が離せません・・・。
最近では私の寝室の押入れに1日中閉じこもってしまっている紫ちゃんが不憫で仕方がありません。
かと言って、やっと手に入れたであろう幸せを一生懸命生きているすみれちゃんも放っておけないし・・・。
大きさとしっぽの長さが違うだけでこんなに似ている2匹
いつか仲良く一緒に生活できる日が来るのでしょうか・・・。
来るなら早く来てくれwww
大きさが全然違うww